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屋根の剥がれ、割れなど 屋根板金工事とは?

投稿日:2019.12.1 更新日:2024.3.27

屋根の劣化は雨漏りのリスクを高めますので、状態には常に気をつけておきたいところです。

屋根で起こりやすい不具合は、屋根材の剥がれや割れ、棟板金などの浮きや外れなどがあります。

 

屋根は高いところにあり、劣化に気づきにくいですから、どんな症状が出るか把握しておき、定期的に点検を実施して大切なお住まいを維持していきましょう。

 

【屋根板金の種類】

屋根の剥がれ、割れなど 屋根鈑金工事とは?

【棟板金】

屋根板金というと棟板金を指している場合が多いです。

もちろん他にも屋根板金はありますが、棟板金は棟部に取り付けられている傘のような形をした長細い板金部材です。

ちょうどここは屋根面の接合部にあたり、隙間を覆い隠す役割があります。

 

【谷板金】

勾配が下がるところで屋根面が接するところを谷と呼びます。

ここには谷板金が取り付けたあります。

谷板金のことを谷樋板金とも呼んでおり、雨水を滞りなく流す役割があります。

 

【水切り板金】

屋根の水切り板金は「ケラバ水切り」「軒先水切り」の2つがあります。

名前の違いは取り付けてある場所の違いであって、どちらも端部に取り付けてあります。

水切りは、屋根から流れてくる雨水が内側に回り込むのを防いでいます。

 

【雨押さえ板金】

雨押さえ板金は外壁と屋根が接するところに取り付けてある板金部材

外壁に隠れていますが、雨押さえ板金の端部は立ち上がりをつけて外壁内部に入った水を外側に逃す形状をしています。

 

雨押さえ板金を交換する場合、外壁を解体する必要がありますが、カバー工法では解体の手間を抑えるために外壁に突きつけて新しい雨押さえ板金を取り付けます。

 

【屋根の雨仕舞いに重要な屋根板金】

屋根板金といっても上記にある通り色々な種類の屋根板金があります。

そのどれもが屋根の雨仕舞いに重要な役割を担っています。

 

屋根板金の中には雨漏りなどの被害を受けやすいものもありますので、適切なタイミングでメンテナンスを行う必要があります。

以下に注意しておきたい屋根板金についてお伝えいたします。

 

【棟板金のトラブル】

屋根の剥がれ、割れなど 屋根鈑金工事とは?

屋根板金というとこの棟板金を指していることが多いです。

訪問販売業者がよく棟板金を指摘しますので、惑わされないようにご注意ください

 

よくある手口では「屋根板金(棟板金)が浮いている」「屋根板金が外れている」などです。

たしかに棟板金は風のあおりを受けて外れてしまう被害が多く起きていますが、実際のところ高い場所にある棟板金を下から目視で確認することが難しいです。

 

詳しくは屋根に登ったり、近年ではドローンで確認したりする必要がありますが、訪問販売業者の場合は、安易に屋根に登らせるのも危険です。

 

もし、訪問販売業者に指摘された場合は、一度冷静になって他の業者に事情を話して屋根を確認してもらうことをおすすめします。

 

前述したように棟板金が風に飛ばされる被害は多く発生しておりますので、定期的に点検をして不具合が起きていないか確認することも大切です。

10年前後を目安に点検しておくと被害を防ぐ対策となりますので、ぜひ定期的な点検を実施ください。

 

【雨漏りの原因となりやすい谷板金】

屋根の剥がれ、割れなど 屋根鈑金工事とは?

屋根の谷にあたるところは雨水が集まってくる場所なため、他のところよりも劣化が進行しやすい傾向にあります。

谷には谷板金が取り付けてあり、雨漏りの原因となりやすい場所です。

 

今でこそ錆びにくいガルバリウム鋼板が主流となりましたが、それ以前はトタンが多く用いられています。

トタンは経年による摩耗で錆びてきます。

 

長い間、放置してしまうと錆びて穴が開いてしまい、そこから水が内部に流れて雨漏りを起こします。

棟板金然り、谷板金も劣化に気づきにくい場所ですから、被害を防ぐためにも定期的な点検がとても重要です。

 

【屋根材の破損は大丈夫?】

屋根材は一次防水の役割を担っており、その下にあるルーフィングの損傷を防いでいます。

屋根材が割れても雨漏りを起こす直接の原因とはなりませんが、ルーフィングの劣化を早めることは危惧しておく必要があるでしょう。

 

現在では薄く軽量なスレートが一般的でして、10年程度経っているとひび割れているのをよく見ます。

耐用年数50年以上とされている頑丈な瓦でさえ、年数が経てば割れてしまっていることがあります。

 

屋根材の破損は、破片が風で飛散してまわりの建物に被害を与える可能性もあります。

損傷が軽微ならコーキングやプライマーなど補修が容易です。

数枚だけ屋根材を差し替えることもできますので、被害が抑えられているうちに対処しておくことが大切です。

 

【屋根の点検は10年前後を目安に実施ください!建物診断は大和工業におまかせ!】

屋根の剥がれ、割れなど 屋根鈑金工事とは?

屋根は雨の影響を強く受けますので、他のところよりもとくに雨漏りに注意しなければなりません。

雨漏りの発生箇所として多いのは「屋根」「外壁」「窓」「ベランダなどの防水がされているところ」です。

 

一度でも雨漏りを起こしてしまうと建物に大きな被害を与え、修理費の負担も大きいですから、雨漏りを起こさないように対策しましょう。

 

大和工業は建物診断や見積もりを無料で実施しております。

屋根の点検は10年前後をおすすめしておりますので、屋根の状態が気になっている方はお気軽にご相談ください。

 

無料診断はこちらの「プロが見る無料診断」をご覧ください。

 

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