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外壁塗装の下塗りはなんのためにする?下塗りの重要性と手抜き工事を防ぐ対策

投稿日:2023.2.28 更新日:2023.3.2

外壁塗装の下塗りはなんのためにする?下塗りの重要性と手抜き工事を防ぐ対策

外壁塗装は3回塗りということを聞いたことはありませんか?

外壁塗装は「下塗り→中塗り→上塗り」の3工程。そのため外壁塗装は3回塗りと言われています。

 

どれも同じ塗装作業ですが、いったいなにが違うのでしょうか?

外壁塗装の工程の中で下塗りは、塗装の土台となる大事な工程です。下塗りが適切に行われていないと塗装の耐久性も落ちてしまいます。

 

そこで本日は、外壁塗装で行う下塗りについてご説明していきたいと思います!

 

【下塗りはいつする?外壁塗装の工程】

外壁塗装の下塗りはなんのためにする?下塗りの重要性と手抜き工事を防ぐ対策

まずは外壁塗装の全工程をチェックしましょう。

外壁塗装は正しく施工されていないと長持ちする塗装に仕上げられませんので、工事を始める前にどんな流れで工事が進んでいくか知っておくことが大切です。

 

【外壁塗装の流れ】

1:足場設置

2:高圧洗浄

3:下地処理

4:下塗り

5:中塗り〜上塗り

6:足場撤去

7:塗装工事完了

 

塗装工事は下地処理も重要です。下地処理についてはこちらの「塗装前の下地処理」をご覧ください。

 

【外壁塗装の下塗りはどんな目的がある?】

外壁塗装の下塗りはなんのためにする?下塗りの重要性と手抜き工事を防ぐ対策

それでは外壁塗装の下塗りはどんな目的があるかご説明していきます。

 

まず下塗りに使用するのは「シーラー」や「フィラー」「プライマー」などの下塗り用塗料です。

 

主に下塗り用塗料は「下地への密着性を高める」「凹凸になっている下地を平滑にする」「塗料の吸い込みを防ぐ」などの効果があります。外壁材の種類や下地の状態など用途に合わせて適した下塗り用塗料を使用します。

 

下塗り用の塗料の効果でわかるとおり、下塗りは塗装の密着性を高めることや塗料の吸い込みを防ぐこと、荒れている下地を平滑にすることなどの目的で行います。

 

【もし、下塗りをしなかったらどうなってしまう?】

外壁塗装の下塗りはなんのためにする?下塗りの重要性と手抜き工事を防ぐ対策

もし、下塗りをしなかったらどうなるでしょうか?

上塗り用塗料にも付着する性能はありますが、外壁のように動きのあるところでは、付着力が弱く、短期間で剥がれてしまう可能性があります。

 

外壁が動くというのは想像しにくいかもしれませんが、建物は風や地震、車や電車が通るときの振動など常に衝撃が加えられて動いている状態です。また、熱による膨張・収縮も起きています。

 

塗膜はこれらの動きにちゃんと追従しないとひび割れや剥がれを起こしてしまいます。

 

そして、塗膜のひび割れや剥がれが起きないように補うのが下塗りの役割の一つです。

 

塗装の密着性の他にも下塗りには大事な役割があります。

それは塗装ムラを防ぐことです。

 

傷んだ下地は塗料の吸い込みが激しいため、いきなり上塗り用塗料で塗装してしまうとムラができてしまいます。

 

下塗りで形成した塗膜で下地からの塗料の吸い込みを防ぐことができますので、その上から塗装してもムラができずに美しく塗装を仕上げることができます。

 

下塗りは屋根塗装でも大事な工程です。屋根塗装についてはこちらの「屋根塗装工事の流れと塗装が必要な屋根材、塗装工事の注意点を解説」をご覧ください。

 

【下塗りなしの塗料もある】

ここまで下塗りが大事とお伝えしてきましたが、塗料の中には下塗り不要の塗料もあります。

 

カチオン系など付着力に優れた塗料は、下塗りなしで使えますので、塗料の施工マニュアルに従って適切に施工することが大切です。

 

ただし、下塗り不要でも施工マニュアルの注意書きに「下地の痛みがあり、付着性が乏しい場合はプライマーなどの下塗りが必要」と記載されていることもあります。

 

塗料の扱いは業者の役割ですが、上記のようなケースもありますのでご注意ください。

 

【下塗りを省かれてしまわないようにする対策】

外壁塗装の下塗りはなんのためにする?下塗りの重要性と手抜き工事を防ぐ対策

下塗りは塗装の土台となる大事な工程ですが、上塗りをしてしまうと下塗りをしたところが隠れてしまいます。

 

外壁塗装のトラブルに多いのが手抜き工事でして、塗装が仕上がってしまうと、その前の作業がすべて見えなくなってしまうのも手抜き工事をされてしまう原因の一つだと思います。

 

プロから見ると下塗りをしたのか一目瞭然ですが、一般の方がそれを見分けるのは難しいでしょう。また、症状が現れるのも数ヶ月、2〜3年とある程度の期間が経ってからというのも厄介なところです。

 

外壁塗装は数十万円〜百万円を超える高額工事ですから、簡単にやり直すことはできません。それにいくら塗装をやり直してくれるとしても、問題を起こした業者に工事をやり直してもらうのは不信感があってあまりスッキリしませんよね。

 

外壁塗装に失敗しないためには信頼できる業者に工事を依頼することが大切です。

 

下塗りを省かれてしまわないように以下の対策がありますので、ぜひ実行してください。

 

【下塗りを省くなど手抜き工事を防ぐ対策】

・見積もり内容をよく確認する

・業者から工事内容を具体的に説明もらう

・下地処理や下塗りをしているか確認する

・各工程の施工写真を撮ってもらう

・工事保証やアフターサポートを実施しているか確認する

 

これから外壁塗装を行う方は、上記の対策をして手抜き工事を防ぎましょう。

 

大和工業は工事後もお客様が安心してお過ごしできるように、アフターサポートや工事保証を実施しております。塗装工程がわかるように施工写真も残しておりますので、これから外壁塗装工事をお考えの方は、ぜひご相談ください!

 

アフターサポートについてはこちらの「安心の定期訪問サポート」をご覧ください。

 

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