屋根の劣化を放置してしまわないように定期的に屋根点検を実施しましょう!
投稿日:2023.3.31

「そういえばしばらく屋根のメンテナンスをしていなかったけど、状態はどうなっているだろう……」
そう思ったときに屋根を見てみますよね。
しかし、どうでしょうか?屋根は高い場所にあり、下からだと距離が離れていて状態がどうなっているかよく見えませんよね。
しかし、「ちょっと屋根が気になるから登ってみよう」なんてことは絶対にしてはいけません。
屋根は風雨にさらされて汚れもたくさんついていますから、非常に滑りやすく、落下する危険があります。
安全に屋根の状態を確認するために、おすすめしたいのが専門業者による屋根点検の実施です。
屋根は雨漏りのリスクもありますから、しっかり維持管理を行なって建物を守っていきましょう。
本日は屋根点検の必要性や点検を行う時期、点検を依頼する際の注意点をご紹介いたします!
目次
【気がついたら屋根の劣化が進んでいた!なんてことを避けるために屋根点検をしましょう!】
屋根は高い場所にありますので、普段の生活で屋根がどうなっているか目に入ることはありません。
また、意識して見ようとしても、下からでは距離が離れていますから、細かく確認するのは難しいでしょう。
屋根は普段目に入ることはない、確認してもよく見えないということがありますので、気がついたときには屋根の劣化が進んでいた、なんてことは、実は珍しくないのです。
しかし、屋根は雨ざらしになり、雨漏りを引き起こすリスクがありますから、劣化を放置するのはよくありません。
タイミング良くメンテナンスを行うためには、定期的に屋根点検を実施することが大切です。
もし、しばらく屋根のメンテナンスをしていなくて、放置してしまっているという方は、そのままにしている期間が長くなるほど、屋根は傷んでしまいますので、一度屋根点検を実施してみてはいかがでしょうか。
劣化症状についてはこちらの「こんな症状には要注意」をご覧ください。
【屋根点検はどこをチェックする?】
続いて屋根点検についてご説明します。
まず、屋根点検は二つの方法があります。
・屋根に登って点検する
・ドローンで屋根を点検する
一般的な屋根点検は「屋根に登って点検する方法」でしたが、現在ではIT技術の発達により、ドローンで屋根点検するところも多くなりました。
点検方法は業者によって違いますので、点検をお考えの方は、事前にどんな方法で点検するか確認することをおすすめします。
屋根点検は以下のチェック項目があります。
【屋根点検のチェック項目】
・築年数
・屋根材にひび割れや破損が生じていないか
・屋根材が色褪せていないか
・屋根材の耐用年数が超過していないか
・汚れやコケなどの目立ちがないか
・棟板金が浮いていたり、外れていたりしていないか
・棟板金の下地に問題がないか
・棟板金の釘が抜けていないか
・コーキングが劣化していないか
・水切り板金に不具合がないか
・ルーフィングの状態に問題がないか
一般的な屋根材のスレートは、耐用年数が15〜20年ほど、屋根防水の要であるルーフィングの耐用年数は20年ほどです。
このくらいの年数が経過していると、防水性能が低下して雨漏りを発生させるリスクが高くなりますので、「屋根葺き替え」か「屋根カバー工法」をご検討していただく時期となります。
雨漏りのサインについてはこちらの「こんな症状が?屋根に登らなくてもわかる雨漏りのサイン」をご覧ください。
【屋根点検を実施する時期】
屋根のメンテナンスはタイミングが大切です。
太陽光や風雨にさらされる屋根は、他のところよりも劣化の進みが早く、雨漏りという危険性もあるため、被害が出てしまったときは、建物へのダメージも甚大です。
そのため適切なタイミングで屋根点検を実施することです。
屋根点検は以下のタイミングで行うことをおすすめします。
・10年前後
・天気が荒れたとき
・屋根の色あせや汚れが目立ってきたとき
屋根は10年ほどで劣化症状が現れてきます。
年数の経過はメンテナンスのタイミングを図る目安となります。色あせや汚れの目立ちは劣化症状の一つですので、そのまま放っておくのではなく、専門業者に依頼して屋根を見てもらいましょう。
また、台風や大雨、強風など天気が荒れた日の後は、屋根がダメージを負っている恐れがありますので、屋根を見てもらうことをおすすめします。
【屋根点検を行うときに注意すべきポイント】
屋根は訪問業者が多く、トラブルも多発しているため、依頼する業者には注意しましょう。
当然に訪問してきて「屋根が浮いていますよ」「棟板金が歪んでいますよ」と指摘されても焦ってしまわないことです。
下からだと屋根がどうなっているかよく見えないのに、どうしてわかったのか疑問に感じますし、屋根を指摘してくるのは、訪問業者の常套句でもあります。
もちろんすべての訪問業者が悪質というわけではありませんが、業者の中には嘘を言ったり、不安を煽ったりして工事契約を迫る業者もいますからご注意ください。
訪問業者に屋根の指摘を受けた場合は、焦らずに他の業者にも点検を依頼することをおすすめします。
また、屋根点検を行うときは、屋根の状態を写真に撮ってもらいましょう。
けっして口頭で終わらせないことが大切です。屋根の写真を撮ってもらい、ちゃんと根拠を示してもらうようにしましょう。
【屋根点検なら大和工業におまかせください!】
ここまで屋根点検についてお伝えしてきました。
今回ご紹介してきたことで、以下のポイントをぜひ押さえていただきたいです。
・屋根の劣化は放置されてしまいやすい
・劣化の放置は雨漏りのリスクがある
・適切なメンテナンスをするために定期的に屋根点検の実施が必要
・屋根点検のタイミングは「10年前後」「天気が荒れたとき」「屋根の色あせや汚れが目立ってきたとき」
・訪問業者には注意
・複数の業者に点検を依頼
・屋根の状態を写真に撮ってもらうこと
今回の記事が屋根の状態が気になっている方のお役に立てれば幸いです。
大和工業は無料で建物診断を行っておりますので、気になることがございましたらお気軽にご相談ください。
無料診断についてはこちらの「プロが見る無料診断」をご覧ください。
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