外壁塗装の施工時に注意しておきたいポイント
投稿日:2023.4.30

目次
外壁塗装はただ塗料を塗るだけで簡単そうに見えるかもしれません。
しかし、ちゃんと塗料を正しく使用し、下地処理などの必要な工程を念入りに行わなければ、長持ちする塗装に仕上がらないでしょう。
工事が始まる前は見積もりを入念にチェックしたり、信頼できる業者なのか相見積もりをとったりといろいろ対策を行うかと思います。
ただし、工事が始まるとなんとなく業者まかせになってしまうのではないでしょうか。
工事が始まっても注意しておきたいことはいろいろあります
外壁塗装はそう簡単にやり直せる工事ではありませんから、しっかり準備して工事を始めたいですよね。
本日は外壁塗装の施工時に注意しておきたいポイントをご紹介いたします!
ご契約前に知っておきたいポイントについてはこちらの「外壁塗装に失敗しない!契約前に知っておきたい大事なポイント!」をご覧ください。
【外壁塗装の施工時に注意しておきたい5つのポイント】
これから外壁塗装をお考えの方は、どんな工程で工事が進むかも知っておくことが大切です。
外壁塗装の工程は以下の通りです。
1:足場設置
2:高圧洗浄
3:養生〜下地処理
4:下塗り〜中塗り〜上塗り
5:最終点検
6:足場撤去
7:工事完了
工事が始まってからも注意しておきたいところがいろいろあります。
ここでご紹介する内容を押さえておけば、工事の質を落とさず、トラブルも未然に防ぐことにつながります。ぜひ、以下のポイントをチェックしてください!
外壁塗装工事の流れについてはこちらの「外壁塗装工事の進捗状況がわかる!工事の流れと作業内容を解説」をご覧ください。
【ポイント1:近隣トラブルを防ぐ「近隣挨拶」】
外壁塗装は足場を設置する時に工事車両が停まり、部材を組む際の金属音も発生します。足場が立てられた状態は、なんとなく圧迫感がありますし、職人の出入りや塗料の臭いなどの飛散があります。
工事中はお施主様のお家だけでなく、近隣の方にも影響を与えますので、できるだけ配慮して工事を進めることが大事です。工事によって近隣トラブルが発生する可能性がありますので、未然に防ぐために工事前に近隣挨拶を行いましょう。
基本的に近隣挨拶は業者が行いますが、業者によって対応が違いますので、工事前に近隣挨拶を行うか確認が必要です。
近隣挨拶についてはこちらの「トラブルになる前に!ご近所への挨拶の仕方」をご覧ください。
【ポイント2:傷や汚れを保護する養生は工事の質に影響する】
「養生」と言う言葉はあまり馴染みがないかもしれませんが、工事の品質にとても影響する大事な作業です。
養生は塗料の飛散による汚れや物がぶつかってできる傷を防止する作業のことです。
いくら工事中とはいえ、周辺が汚れているのはあまりいい気分ではありません。
マスカーやブルーシート、養生テープなどの養生材を使い、お主様のお家を保護し、きれいな現場を保ちます。
丁寧に養生することが、きれいな現場を保ち、結果的に余計な傷をつけず、工事の質も高めてくれます。
これから外壁塗装を行う方は、丁寧に養生されているかも意識しておきましょう。
【ポイント3:外壁塗装は下地処理が大事!】
外壁塗装はただ塗料を塗るだけではありません。
塗装前に行う下地処理をしっかり行わなければ、塗装はすぐに剥がれてしまいます。
下地処理の重要性は外壁塗装だけでなく、屋根塗装や防水塗装も一緒にです。
外壁塗装で行う下地処理は以下の作業があります。
・高圧洗浄
・ケレン
・補修
・シーリング(コーキング)工事
経年劣化した建物は破損などの不具合を起こしていることがあります。
塗装をすれば見えなくなってしまうかもしれませんが、それでは根本的な改善にはつながりません。
むしろ、後々トラブルを起こす恐れがありますから、不具合を起こしているところは、塗装前にちゃんと補修しておきましょう!
下地処理についてはこちらの「塗装前の下地処理」をご覧ください。
【ポイント4:外壁塗装は3回塗りが基本!各塗装工程の役割】
外壁塗装は3回塗りが基本ということを聞いたことはありませんか?
3回塗りとは「下塗り→中塗り→上塗り」の3工程のことです。
下塗りはシーラーやフィラー、プライマーなどの下塗り剤を塗る工程。
中塗りと上塗りは上塗り剤(仕上げ剤)を塗り重ねていく工程。
下塗りと中塗り・上塗りは使用する塗料が違い、目的も違います。
下塗りは塗装の密着性を高めたり、塗料の吸い込みを防いだりすることを目的とした塗装の土台となる工程です。
中塗りと上塗りは、ウレタンやシリコン、フッ素などの上塗り剤(仕上げ剤)を塗り重ねる工程でして、建物の保護性能や美観性、機能性を向上させることが目的です。
塗装は仕上がってしまうと上塗りの層だけしか見えなくなってしまいますので、ちゃんと下塗り、中塗り、上塗りの3つの工程で塗装されているか意識しておきましょう。
各工程を確認するために、施工写真を撮ってもらうのがおすすめです。
【ポイント5:作業を終えても安心しない!最終点検はお施主様も一緒に確認】
塗装作業を一通り終えても安心してはいけません。
工事作業が終わったら、今後は仕上がりに問題がないか最終点検を行います。
最終点検時は、必ずお主様も一緒に仕上がりを確認することが大事です。
最終点検を終えてしまうと足場を取り外してしまいますので、ここで何か気になるところがありましたら、遠慮せずに指摘して手直ししてもらいましょう。
【まとめ】
ここまで外壁塗装の施工時に注意しておきたいポイントをご紹介させていただきました。
もう一つ押さえておきたいことというと「アフターサポート」や「工事保証」があるかです。
これは契約前に確認することですが、工事後の対応のことも考えて「アフターサポート」や「工事保証」を実施しているか事前に確認しましょう。
当社は工事後もお客様が安心して過ごしていただけるように「アフターサポート」や「工事保証」などを充実させております。
工事後もなにかお困りのことがございましたら、迅速に対応させていただきますので、これから外壁塗装工事をお考えの方は、ぜひお声がけください。
アフターサポートについてはこちらの「安心の定期訪問サポート」をご覧ください。
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