外壁塗装・屋根塗装のプランの選び方、ポイントを解説!
投稿日:2019.2.6 更新日:2023.9.26

「外壁塗装や屋根塗装のプランの選び方を知りたい」
「初めての外壁塗装で不安がいっぱい、、、」
「外壁塗装や屋根塗装のプランは高いものほどいいって聞くけど本当?」
外壁や屋根の色褪せなどで塗装の塗り替えを検討している方の中には、このように思う方は多いのではないでしょうか。
この記事では、外壁塗装・屋根塗装のプランの選び方について解説します。
塗装のプラン選びに悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてください。
目次
外壁塗装・屋根塗装には高いプランを選べば安心なのか?
外壁塗装や屋根塗装には、さまざまなプランが存在します。住宅に関することなので、とりあえず高いプランを選べばよいと考える方もいるかもしれません。
しかし、外壁や屋根の塗装プランを選ぶ際は、高価なプランが必ずしも最適であるとは限りません。
塗装プランの選択では、住まいの状態や希望する耐久年数、使用する塗料の種類などが大きく影響します。
例えば、5年後に引越しの可能性がある場合、耐久年数が15年以上の塗料を使用する必要性はあるでしょうか?
単純に価格でプランを選ぶだけではなく、それぞれのプランの内容や提供されるサービスをしっかりと確認し、自身のニーズに合ったものを選ぶことが大切です。
外壁塗装・屋根塗装のプラン料は塗料の種類によって異なる
外壁塗装や屋根塗装のプラン料は、使用する塗料の種類によって大きく変動します。
塗料は、ただ景観をよくするだけでなく、さまざまな機能を備えています。
塗料の種類によって機能が異なるので、それぞれの特徴や価格を把握して、適した塗料を選べるようになることが大切です。
外壁塗装・屋根塗装に使用する塗料の種類・特徴
外壁塗装や屋根塗装に使用される塗料には、以下のような種類があります。
・アクリル塗料
・ウレタン塗料
・シリコン塗料
・フッ素塗料
・ピュアアクリル塗料
・光触媒塗料
・無機塗料
それぞれの塗料の特徴を解説します。
アクリル塗料
アクリル塗料は、水性で環境にやさしく、価格が手頃なのが特徴です。
初心者でも扱いやすく、塗り替えを数年に一度おこないたい方におすすめです。
耐久性は低いので、耐用年数を求める塗り替えには不向きです。
ウレタン塗料
ウレタン塗料は、柔軟性と高い密着性をもつ塗料です。
延びがよく施工しやすいため、細かい部分や曲線のある表面にも対応できます。複雑な形状の外壁に使われることが多いです。
価格は手頃ですが、耐久性は6年から8年と比較的短く、経年による黄ばみや光沢の低下が見られることがあります。
また、雨や紫外線への耐性に弱く、気候条件による影響を受けやすい点も注意が必要です。
長持ちの塗装を求める方や、頻繁なメンテナンスを避けたい方には不向きです。
シリコン塗料
シリコン塗料は、値段と機能性のバランスがとれた塗料で人気があります。
アクリル樹脂とシリコン樹脂を混ぜて作られるため、ウレタン塗料よりも耐久性が強いのが特徴です。
撥水機能もあるため、外壁の防水や防カビ効果があり、美しい外観を保つことができます。
しかし、伸び縮みしにくい特性があるため、地盤の揺れや外気の寒暖差によってひび割れを起こす可能性があります。
コストパフォーマンスを求める方におすすめの塗料です。
フッ素塗料
フッ素塗料は、非常に高い耐候性を持ち、色褪せや劣化に強い塗料です。
価格は高めですが、一度塗れば非常に長い期間メンテナンスせずに外観を保つことができます。
そのため、東京スカイツリーのような商業施設や大型ビルにも使用されています。
住宅の外観を10年以上綺麗に保ちたい方におすすめの塗料です。
ピュアアクリル塗料
ピュアアクリル塗料はアクリル塗料から不純物を100%取り除いた塗料で、フッ素塗料と同等の耐久性を持ちます。
高い防水機能も持つため、雨水などにも強い特徴があります。
コストは高いですが、耐久性が高いため、長期間美観を保ちたい方におすすめです。
光触媒塗料
光触媒塗料は、光の力で有害物質を分解し、汚れを落としてくれる特徴があります。
耐久性が約15〜20年と高いため、長い期間常に清潔な外観を保つことができます。
日陰だと光触媒の効果が発揮しづらいので、日当たりのあまり良くない住宅には不向きです。
耐久性と清潔感を求める方に特におすすめの塗料です。
無機塗料
無機塗料は、天然の鉱物を主成分とし、非常に高い耐久性と耐熱性を持つ塗料です。
色褪せしにくく、美観性にも優れています。
しかし、硬い特徴から地盤の揺れによりひび割れを起こす可能性があります。
住宅の美観を長く保ちたい方や高い耐久性を求める方におすすめです。
外壁塗装・屋根塗装の塗料の価格相場
外壁塗装・屋根塗装に使われる塗料の価格相場は以下のとおりです。
塗料の種類 |
価格単価 |
アクリル塗料 |
1,000〜1,600円/㎡ |
ウレタン塗料 |
1,500〜2,500円/㎡ |
シリコン塗料 |
2,000〜3,000円/㎡ |
フッ素塗料 |
3,500〜5,000円/㎡ |
ピュアアクリル塗料 |
3,500〜5,000円/㎡ |
光触媒塗料 |
4,000〜5,000円/㎡ |
無機塗料 |
3,500〜5,000円/㎡ |
外壁塗装・屋根塗装のプラン選びのポイント
外壁塗装や屋根塗装のプラン選びにおいて、単に価格が安いからという理由で選択するのは望ましくありません。
価格だけで選ぶと、後で予期せぬトラブルや再塗装が必要になる可能性もあります。
塗装プランを選ぶ際は、以下2つのポイントを参考にするのがおすすめです。
ライフステージに合わせて選ぶ
家族のライフステージに合わせた塗装プランの選択が大切です。
例えば、新婚で家を購入した場合、長期間の耐久性を重視したプランがおすすめです。一方、高齢の方が塗装を検討する場合は、手間なく綺麗に保てるプランが良いでしょう。
ライフステージに合わせた選択をおこなう場合、「引っ越しや建て直しの可能性があるか」の点で考えてみましょう。
外壁や屋根の素材に合わせて選ぶ
外壁や屋根の素材によって、適した塗料や方法が異なります。
木造や鉄骨など、それぞれの素材に適した塗装プランを選ぶことで、持続性や仕上がりの質を保つことができます。
自宅の外壁、屋根の素材に適した塗料が分からない場合は、塗装業者に相談するのがおすすめです。
ただし、塗装業者のなかには悪徳な塗装業者も多く存在します。
業者の選び方を誤ると大きな失敗につながる可能性があるので注意が必要です。
失敗しない塗装業者の選び方は、こちらの記事を参考にしてみてください。
当社では、1級塗装技能士を持った職人が、お客様に適したプランを丁寧に解説いたします。
初めての外壁・屋根塗装で不安な方は、お気軽にご連絡ください。
まとめ
この記事では、外壁塗装・屋根塗装のプランの選び方について解説してきました。
下記のポイントを参考にすると、お客様にあった最適な塗装プランを選択できるでしょう。
・外壁や屋根の塗装プランを選ぶ際は、高価なプランが必ずしも最適であるとは限りらない
・外壁塗装や屋根塗装のプラン料は、使用する塗料の種類によって大きく変動する
・外壁塗装・屋根塗装のプラン選びのポイントは、「ライフステージに合わせて選ぶ」「外壁や屋根の素材に合わせて選ぶ」
・1級塗装技能士を持った職人など、知識のあるスタッフに相談する
当社では、累計3000棟以上の施工実績をもとに、外壁や屋根の状態を無料で診断・お見積もりさせていただきます。ぜひお気軽にご連絡ください。
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☆MS/re