ご自宅の壁はどんな素材ですか?

ご自宅の壁はどんな素材ですか?

投稿日:2018.11.14 更新日:2023.11.10

ご自宅の壁はどんな壁?

新築戸建住宅の外壁材
材料別構成比

出典 : 日本窯業外装材協会、
日本サッシ協会 H29

住宅の外壁材は様々な種類があります。数ある外壁材の中で、現在では7〜8割の住宅に窯業系サイディングが採用されています。
サイディングは昔から用いられているモルタル外壁のように現場で材料を作る必要はありません。工場で成形され、現場では簡単な加工くらいで、後は張るだけと施工が容易です。サイディングには窯業系の他にアルミ、スチールなどがあり、同じサイディングでも耐久性、デザインなど特徴が異なります。
また、窯業系サイディングは、外壁材同士の干渉を防ぐために目地を設けているのも特徴の一つです。目地には樹脂を原料とするコーキング剤が充填されており、外壁材の緩衝材や防水性と気密性を保つ大事な役割を担っています。コーキングは太陽の紫外線で次第に劣化してくるため、コーキングはよく塗装工事と一緒にメンテナンスすることが多いです。

窯業サイディング

窯業サイディング

デザイン性、衝撃性、耐震性、耐火性、価格面など非常にバランスのとれた外壁材です。住宅の外壁材に最も多く採用されています。

要注意症状
コーキングのヒビ割れ・縮み・隙間・破断、チョーキング、色あせ、破損、藻やカビ、等

タイル・石積調
サイディング

タイル・石積サイディング

窯業系サイディングは意匠性に優れる様々な柄が施されており、その一種です。塗装は塗りつぶしのほかに2色塗り、柄を損なわないクリヤー塗料などがあります。

要注意症状
コーキングのヒビ割れ・破断など窯業系サイディングと基本同じ。柄を損なう損傷があると見栄えが悪くなり、クリヤー塗料では補えない

⾦属系サイディング

金属系サイディング

耐久性に優れるだけでなく、非常に軽量なた耐震性を高めることも可能。窯業系サイディングに比べてメンテナンスサイクルも少ないのが大きなメリットです。

要注意症状
チョーキング、サビ、剥がれや反り、打痕、等

窯業系サイディングは上記以外にも、
木質系のウッドサイディング、
樹脂系サイディングなど、
様々な種類があります。
ご自宅の壁の種類がわからない時は、お気軽にご相談下さい。

ALC
(軽量気泡コンクリート)

ALC

コンクリートよりも軽量で耐震性、耐久性も損なわない高い性能を持つ外壁材。旭化成のヘーベルハウスでよく使われます。水に弱く、防水性を高める必要があります。

要注意症状
ひび割れ、チョーキング、塗膜の剥離、色あせ、藻やカビ、コーキングの劣化、破損、等

RC
(鉄筋コンクリート)

鉄筋コンクリート

RC造とも呼ばれ、コンクリートで仕上げているのを打ちっぱなしと呼びます。撥水剤を塗布したり、仕上げ材を吹き付けて仕上げることがあります。

要注意症状
コンクリートの中性化(白華現象)、ひび割れ、爆裂、藻やカビ、等

モルタル

モルタル

1980年代までは主流の湿式工法に入る外壁材。リシンや掻き落とし、スタッコなど衣装性の高い模様を職人が直接作ります。

要注意症状
チョーキング、色褪せ、塗膜の剥がれ、外壁の崩落、クラック、藻やカビ、コーキングの劣化、等

モルタルは、様々な種類がありますが、
外壁塗装のご依頼はまだまだ多い建物です。
サイディングと比較して、塗料を多く使うことが多く、
作業自体も時間がかかるケースがあります。

レンガ

レンガ

レンガの耐久性は100年以上と言われていますが、実際には欠けたり、色あせが出てきます。通常の塗料で塗装すると風合いがなくなるため、クリヤー塗料を使います。

タイル

タイル

タイルはデザインやカラーバリエーションが豊富です。基本的に塗装不要ですが、白華現象を防ぎ、風合いを保つためにクリアー塗料やコーティング剤を塗ることがあります。

漆喰

漆喰

漆喰は通常の塗料で塗装すると1,2年で剥がれてきてしまいます。塗装する場合は、専用の塗料(日本ペイントのケンエースや漆喰仕上げ塗材)を使う必要があります。

見た目はレンガ調、タイル調でも、
窯業系サイディングであるケースも多々あります。
ご自宅の壁が何を使っているのか、
新築の際にご案内を受けていれば
間違いありませんが、
実際は現地にてご確認させていただいたほうが確実です。

お住まいのメンテナンスなら大和工業にお任せください!

外壁材の種類でメンテナンスする時期や劣化症状、メンテナンス方法が異なります。今後のメンテナンスのこともありますので、どんな外壁が使われているのか把握しておくことをおすすめします。

 

また、メンテナンスのタイミングを逃さないために、普段からお住まいの状態を見ておくことも大切です。メンテナンスのタイミングを逃してしまうと建物の老朽化を早める原因になり、修理費の負担も大きくなります。お住まいの状態が気になりましたら、当社は無料で建物診断を実施しておりますので、お気軽にご相談ください。

 

無料診断はこちらの「プロが見る無料診断」をご覧ください。

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横須賀市、鎌倉市、逗子市、三浦市、三浦郡葉山町、横浜市(金沢区、磯子区、栄区他) 藤沢市、茅ヶ崎市、高座郡寒川町で、塗装工事、屋根工事のことなら、大和工業へお気軽にご相談ください。

 

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