花粉症だと心配!この時期の外壁塗装って大丈夫?
投稿日:2019.3.13 更新日:2024.2.1
寒さも少しずつ和らいできて、だんだん暖かくなってきましたね!
そして、この時期から気になってくるのが花粉症です。
花粉症の時期は、鼻がむずむずして症状のある方にとっては大変ですよね。
また、この時期からはPM2.5の飛散もありますから、これから外壁塗装をご検討されている方は、これらの飛散が塗装の品質に影響するのではないか、と気になるのではないでしょうか。
外壁塗装は高額工事に入りますから、失敗はしたくないですよね。
結論から申しますと、花粉などが飛ぶ季節でも外壁塗装の仕上がりが悪くなるということはありません。
影響しない理由は2つありますので、次の項でご説明いたしますね。
目次
【花粉などの季節でも外壁塗装に影響しない理由】
花粉などが飛ぶ季節でも外壁塗装の仕上がりに影響しない理由はこちらの2つがあります。
①飛散防止をしているため
②高圧洗浄で不純物を洗い流しているから
一つずつ具体的にご説明いたします。
【①飛散防止をしているため】
屋根や外壁を塗装する時は、砂埃や塗料などの飛散を防ぐために、足場にメッシュシートを取り付けます。
飛散防止のためにメッシュシートを取り付けて花粉やホコリなどの微粒子の付着を防いでいますから、塗装の仕上がりに影響することはありません。
また、足場のメッシュシートは、ご近隣のお家や車、洗濯物などが汚れないように飛散を防ぐ役割もあります。
【②高圧洗浄で不純物を洗い流しているため】
塗装工事では、塗装する前に高圧洗浄を行います。
高圧洗浄とは、高圧洗浄機を用いて、建物に付着する不純物をきれいに洗い流し、塗装が定着しやすい下地にするための工程です。
花粉などが付着しても塗装前に高圧洗浄をして下地を良好な状態に調整しますので、塗装の仕上がりに影響することはありません。
ただし、下地処理が疎かになっていると塗装は剥がれやすくなり、長持ちしませんから、下地処理が念入りに行われているかがとても重要です。
下地処理についてはこちらの「塗装前の下地処理」をご覧ください。
【気をつけなければならないのが、塗装するときの天気】
屋根や外壁の塗装で気をつけなければならないのが、塗装するときの天気です。
これは花粉の時期だけでなく、どのシーズンにも言えることです。
塗装は基本的に雨が降っている作業ができませんので、工事が中止になります。
また、以下の条件では塗装できません。
・気温が5℃以下
・湿度が85%以上
気温や湿度の他にも強風が吹く日も気をつける必要があるでしょう。
なぜ気をつけなければいけないのかというと、粒子が大きな砂埃などが強風で飛ばされてきて、塗装したところにくっついてしまう可能性があるからです。
花粉のように小さな粒子なら仕上がりに影響ありませんが、粒子が大きな砂埃などが付着すると表面が凹凸になって見栄えを悪くさせてしまいます。
3〜4月ころの春の季節は、気温が安定して塗装しやすい時期です。
繁忙期になる人気シーズンですが、花粉が飛散するなど季節風の影響で強風が吹く日も多くなります。
ですが、足場にメッシュシートを取り付けてしっかりと飛散防止を行っていれば、そこまで問題になることはありません。
塗装する季節に関してはこちらの「屋根塗装に最適な季節とは?ふさわしくない季節はあるのか」もご参考にしてください。
【花粉の時期を避けるならいつ塗装すればいい?】
塗装工事が多くなる人気シーズンは春と秋です。
春は3〜5月ころ、秋は9〜11月ころです。
この時期は比較的に天候が安定しており、工事を進めやすい時期です。
繁忙時期となりますから、この時期に工事をご希望されている方は、早めに動き出す必要があります。
また、こちらのこともぜひ押さえておいていただきたいです。
それは、塗装工事は基本的に一年中できる工事ということです。
梅雨や台風の時期は、たしかに工事できない日が続き、遅延が発生する可能性がありますが、ゆとりを持って計画し、状況を的確に判断して施工を行えば、塗装の品質が落ちることはありません(的確な現場判断は、なにも梅雨や台風の時期以外にもオールシーズン必要です)。
ですから、季節だけにとらわれずに、建物の状態も考慮して塗装工事をご計画していただくことが大切です。
劣化症状についてはこちらの「こんな症状には要注意!外壁塗装の塗り替えに最適な時期とは」をご覧ください。
【気にしなければならないのが、塗装後のメンテナンス】
ここまでご説明したとおり、塗装は花粉などの微粒子なら仕上がりに影響することはありませんので、この時期に塗装されても問題ありません。
それよりも気にしなければならないのは、塗装後のメンテナンスです。
砂埃や胞子、車の排気ガスなどは、塗膜を劣化させる要因の一つです。
汚れたままだと劣化を早めることになってしまうので、塗膜を長持ちさせるために定期的に水洗いなどお手入れすることをおすすめします。
また、汚れの付着が気になっている方は、汚れがつきにくい塗料を選ぶのもいいでしょう。
塗料には親水性というセルフクリーニング機能を持つ塗料もあります。
親水性を持つ塗料は、汚れがついても雨と一緒に洗い流して長く建物の美観を保ってくれます。
塗料は様々な機能が付帯されておりますので、ご希望に叶う塗料をお選びください。
大和工業はお客様のご希望に沿う塗料をご提案いたしますので、これから塗装工事をお考えの方はお気軽にご相談ください。
無料診断はこちらの「プロが見る無料診断」をご覧ください。
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