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スレート屋根と塗装の際の縁切り・タスペーサーとは

2022.7.11

スレート屋根と塗装の際の縁切り・タスペーサーとは

屋根塗装において重要なのは、屋根材の劣化を防ぐための塗装をすることです。一般的に多くの住宅でみられる「スレート屋根」ですが、塗装の際には「縁切り」とよばれる作業が必要になります。

ここでは、「スレート屋根」の特徴や種類など、またスレート屋根を塗装する際に重要な「縁切り」と「タスペーサー」について解説します。

 

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スレート屋根と塗装の際の縁切り・タスペーサーとは

 

スレート屋根と

スレート屋根とは、スレートと呼ばれる軽量で薄い板状の屋根材を使用した屋根のことをいいます。

特に都心や郊外の住宅では多く使用されており、人気のある屋根材です。

スレートの屋根材は「天然スレート」と「化粧スレート」の大きく2つに分けられます。

 

スレート屋根と塗装の際の縁切り・タスペーサーとは

 

天然スレート

天然スレートは、薄く板状に割れやすい特徴がある粘板岩を使用しています。耐水性や耐火性に優れており、古来ヨーロッパにおいて多くの屋根材として普及していました。

 

日本でも重要文化財の建物に使用されるなど、数百年の年月にも耐えられます。屋根材として使用されなくなっても、外構の床タイルなどに再利用するなど、姿や形を変えた活用が可能です。

 

また、表面に塗装等の加工をする必要がないという優れた特徴があります。天然石の優雅さを活かし、重厚感や高級感ある雰囲気の外観に仕上げることも可能です。

 

しかし、天然石を材料とするため高価格です。さらに施工の際に高度な技術を要するので対応できる業者も少なく、一般の住宅ではあまり使用されていないのが現状です。

 

化粧スレート

化粧スレートは、セメントに繊維素材を混ぜて薄い板状に加工したもののことをいいます。表面に塗装を施してあり、品質が安定していて軽量です。カラーバリエーションが豊富でデザイン性が高く、波型・平板などの形が選べます。

 

費用も抑えられるので多くの住宅で使用されており、天然スレートと比べて化粧スレートのほうが一般的です。

 

現在は、禁止されているため製造・販売はしていませんが、2004年以前に製造された化粧スレートの中には、人体に有害なアスベストという物質が含まれているものがあるため注意が必要です。

 

「カラーベスト」「コロニアル」などと呼ばれることもありますが、これは商品名です。スレートといえば「化粧スレート」のことを指します。

 

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スレート屋根と塗装の際の縁切り・タスペーサーとは

 

屋根材「スレート」のメリット・デメリット

ここでは、一般的な住宅の屋根材に使用されることが多い「化粧スレート」についてさらに詳しく解説します。

 

メリット

・バリエーションが豊かである

屋根の形に合わせてスレートの色や形を選ぶことができます。

・安価である

瓦などの屋根材と比べて、主原料がセメントのため価格が安いです。スレート屋根材を使用すれば建築コストを抑えられます。

・軽量で耐震性が高い

スレートは薄い形状の屋根材です。瓦と比べて大変軽いため、建物への負荷は少ないです。

・施工業者が多い

スレートは普及率が高い屋根材なので多くの業者が取り扱っています。相見積を取って費用面で納得できるまで検討できます。

 

デメリット

・吸水性が低い

スレート屋根は、薄い板状の屋根材を組み合わせて施工します。接続部分が多くなるため水漏れを起こしやすいです。また、接続部分に苔やカビが繁殖しやすく劣化が進むことも。

・ひび割れしやすく耐久性が低い

スレートは薄い板状になっているため、割れや破損が起こりやすく耐久性は低いです。

・定期的なメンテナンスが必要

スレート屋根は、定期的なメンテナンス塗装が非常に大切です。メンテナンスを怠ると、塗膜の色あせやひび割れなどの劣化が進み、スレート自体の劣化が進行してしまいます。

 

 

スレート屋根と塗装の際の縁切り・タスペーサーとは

 

スレート屋根塗装で絶対に欠かせない「縁切り」とは?

「縁切り」とは、スレート屋根の塗装をする際に、絶対に欠かすことができない重要な作業です。スレート屋根にローラー等で塗装すると、スレートが重なる部分に塗料が詰まり、隙間を塞ぎます。

 

そのため、縁切りをして塗膜を切って雨水などの水が抜ける道を確保する必要があります。新築したばかりの屋根には必要ありませんが、メンテナンスで塗装をする際には、縁切り作業は欠かせません。

 

縁切りをしなかった場合は、スレート瓦の隙間から侵入した雨水が抜けていきません。その結果、室内まで入り込み雨漏りの原因につながります。

 

雨漏りのシミを見つけた時には、すでに建物の構造が腐敗している場合もあります。手遅れになるまえに、定期的なメンテナンスがおすすめです。

 

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では「縁切り」は具体的にどのような作業なのか見ていきましょう。

 

縁切りの方法

 

・手作業

カッターなどの工具を使い、手作業でスレート瓦の重なった箇所を塞いでいる塗膜を切ります。この場合は、上塗り塗装で仕上げてから行います。

 

塗膜が重なった部分は乾きが遅いため、カッターで切った隙間が再度塞がってしまうことがデメリットです。また、関係のない部分の塗膜まで剥がしてしまうこともあります。さらに、手作業のため80mの縁切りをするのに、職人二人がかりで約8時間もの時間が必要になります。

 

・タスペーサー

スレート瓦の重なった箇所に「タスペーサー」と呼ばれる縁切り用部材を挿し込んで、隙間を確保する方法です。タスペーサーのサイズは約5cm×4cmで薄い板状のクリップのような形をしています。タスペーターで縁切りする場合は、下塗り塗装のあとに塗料を除去しながら行います。

 

また、タスペーサーを挿し込むだけなので、カッターで切る手作業と比べて関係のない部分の塗料が剥がれる心配がありません。タスペーサーの部材の費用はかかりますが、作業時間はカッターで切る作業の半分以下の時間で済みます。

 

スレート屋根と塗装の際の縁切り・タスペーサーとは

 

 

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まとめ

スレートは多くの住宅で使用され、人気のある屋根材です。スレート屋根を塗装する際は「縁切り」は絶対に欠かせない重要な作業になります。縁切りをしないと雨漏りの原因につながってしまうからです。

また、タスペーサーを使うことにより、これまで手作業で行っていた「縁切り」作業を効率良くできるようになりました。

屋根塗装をお考えの方は参考にしていただけましたら幸いです。

 

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