外壁塗装にかかる期間は10〜14日間。各工程にかかる日数や工期が延びる原因を解説!
投稿日:2022.11.30 更新日:2023.3.2

「そろそろ外壁塗装をしようと思っているのだけれども、どれくらいの期間がかかるのだろう?」
こんな疑問を持っている方はいませんか?
工事を始めるとなると、どれくらいに工事が終わるのかも気になりますよね。工事期間中も外出など予定が入るかと思います。工事をしながらでもスムーズに普段の生活するには、工事スケジュールや工事完了までの期間もちゃんと把握しておくことが大事!
そこで、今回は外壁塗装にかかる工事期間を解説していきたいと思います!
目次
【外壁塗装にかかる期間は10〜14日】
外壁塗装を始めるのなら「工事はどれくらいかかるのだろう?」と疑問に浮かびますよね?
外壁塗装にかかる期間は10〜14日間が目安です。ただし、工事は月曜〜土曜日に行われ、日曜日や祝日は工事が休みになります。工事が休みになる日も考慮して工事期間を把握しておくことが大事です。
仮に工事を終えるのに必要な期間が8日間だと、月曜に始めてその次の週の月曜日に工事が終わるというわけではありませんのでご注意ください。
月曜から始めたらその間に日曜日が挟みますので、工事を終えるのは次の週の火曜日です。
【外壁塗装工事の期間中、普段の生活と変わること】
工事期間中は洗濯物など普段できていることが制限され、防犯や職人の出入りなど普段の生活とは違う環境になりますので、工事を始める前に以下のことを把握しておきましょう。
・職人の出入りがある
・工事車両が止まる
・建物が足場に囲われている
・窓の開閉が制限され、自由に換気ができない
・給湯器が養生されている場合はお湯の使用が制限される
・塗料が付いたり、臭いが染み付いてしまうため、洗濯物は室内干し
・室外機の場所によってはエアコンが使えない
工事期間中は足場に囲われて外からの視線が遮られるため、普段以上に防犯に気にかけ、必ず外出する際は施錠をしてください。
工事のご質問についてはこちらの「よくあるご質問」でもお答えしております。良ければこちらもご確認ください。
【外壁塗装の工程と日数】
外壁塗装の工程 | 工事にかかる期間の目安 |
足場組み立て設置 | 1日 |
高圧洗浄〜乾燥期間 | 1日〜2日 |
下地処理〜補修 | 1日〜 |
養生 | 半日 |
下塗り | 1〜2日 |
中塗り | 1〜2日 |
上塗り | 1〜2日 |
手直し〜最終確認 | 1日〜 |
足場解体〜清掃 | 1日 |
【多少の雨なら高圧洗浄を行います。乾燥期間の目安】
雨の日は基本的に工事が中止になります。ただし、高圧洗浄だけは多少の雨なら仕上がりに影響ありませんので、作業を行います。
洗浄した後は建物が濡れた状態だと塗装できませんので、乾燥期間を設けます。通常は洗浄後の次の日を乾燥期間にして、作業は乾燥期間の後に行います。ただし、夏など乾きの早い時期だと建物もすぐに乾きますので、洗浄した次の日に作業を始めることもあります。
洗浄後の乾燥期間は、工事を行う時期で左右されますので、工程表を見て確認しておくことをおすすめします。
【重要な下地処理は状態によって日数が変わる】
下地処理は建物の状態によって日数が変わります。そこまで下地処理の範囲が広くなければ1日で終わることもありますし、補修も含めて広範囲に手をつけなければいけない場合は2〜3日かかることもあります。
下地処理や補修に関しては、どれくらい日数がかかるのか事前に確かめておくのもいいでしょう。通常は工事前に工程表をお渡ししますので、この工程にどれくらい日数がかかっているのか見ておきましょう。
【他にも建物の状態や規模で日数が変わる作業】
下地処理の他に養生、塗装作業(下塗り、中塗り、上塗り)、手直しなども建物や工事の規模で作業にかかる日数が変わります。
建物が大きくなれば養生をする範囲も広くなり、その分だけ時間がかかります。
養生をする場所は作業の進捗で変わっていき、
・通路
・窓などの開口部
・塗装を終えたところ
・植栽
・車
・室外機
・給湯器
などを養生します。
下地が悪いと塗料の吸い込みが激しくなりますので、作業する手間が増えることも。塗装は3回塗りとよく言われていますが、これは下塗り、中塗り、上塗りで3回塗装するからです。
3回塗装するのが基本ですが、下地が悪いと塗装回数が増えます。塗装した後は乾燥時間もありますので、通常よりも日数がかかってしまうこともあります。
【外壁塗装工事の日数が延びてしまう原因】
外壁塗装工事は屋外工事のため天候などで期間が延びてしまうことがあります。また、やむを得ない事情で期間が延びることもあり、必ずしも予定通りの日に工事が終わると認識している場合はご注意ください。(もちろん予定している日にきっちり終わることが基本です)
工事期間が延びてしまう原因は、以下のことが挙げられます。
【雨がつづく】
外壁塗装が中止になる場面 |
・雨が降っている ・雪が降っている ・凍結している ・温度が5℃以下 ・湿度が85%以上 |
外壁塗装は一年中できる工事ですが、上記の条件に当てはまると塗装できません。温度や湿度は、塗装の乾燥に関わることでして、この条件で塗装してしまうと施工不良を起こします。
また、梅雨の時期は他の季節と比べて雨がつづくため、工期が延びる傾向にあります。この時期に工事を行う場合は、余裕を持ってスケジュールを立てておくことをおすすめします。
塗装をする季節についてはこちらの「屋根塗装に最適な季節とは?ふさわしくない季節はあるのか」もぜひご参考にしてください。
【追加工事が増える】
工事代が上がってしまうため、極力追加工事が発生しないことが望ましいですが、やむを得ない理由で追加工事が発生することがあります。
外壁に隠れていて目視では確認できない場所など、いざ工事をしてみたら補修しなければならない状態であったということがあります。補修が必要な箇所が発覚して、急遽追加工事が発生すると工事期間が延びてしまう可能性があります。
突然の追加工事は、予期しない出費もありますので、こういったことがないように事前に建物診断を徹底的に行われていることが大切です。
当社は無料で建物診断を実施しております。詳しくはこちらの「プロが見る無料診断」をご覧ください。
つぶさに建物の状態を確認しても目視では判断できない場所もありますが、このような場合は追加料金が発生する可能性があることを注意書きされていることが望ましいです。もし、追加工事が発生した場合の費用もここで確認しておくことをおすすめします。
工事期間が延びたら追加費用が発生するの?と思われるかもしれませんが、工事期間が延びただけなら工事代が上がることはありませんのでご安心ください。
ここまで外壁塗装にかかる工事期間や各工程の作業日数をお伝えしてきました。
工事の流れや作業内容などはこちらの「外壁塗装工事の進捗状況がわかる!工事の流れと作業内容を解説」で詳しく解説しております。
これから工事をはじめようという方は、ぜひこちらもご覧になってください。
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